委員会対抗マラソンダイジェスト

という名の、セリフだけSS
こーゆー話を書きたい　夏に（←

「いっけいっけどんどぉーん！！」
「うわっちょ待っ速ぁぁぁぁぁぁぁぁ！？」
「はっやぁぁぁぁぁ！！あのヒト速ぇぇぇえ！？」
「人二人持ってる速さじゃないってあれ人間じゃねぇって！！」
「わぁあああああせんぱい足っ足が擦れっ痛痛い痛あだだだっだだだぁ！？」
「ななななまっせんぱっ金吾引き摺ってま———うぶっ！？」
「しろべぇぇぇぇ！？うわぁぁあああ白目剥いてる———！？」
「せんぱい頼むから止まって下さいぃ！！」
「せっせんぱ次屋先輩がっ」
「待て三之助何処へ行く———！？」
「待て左門そっちは反対方向————！！」
「こへーたぁぁぁぁ！！お前んトコの３年が消えたぞ———！」
「なにぃ！よし探しに行くぞ裏裏山までしらみつぶしにランニングだ！！」
「先輩その前にしろと金吾が目を回るので二人を降ろしてから、って速っ！？せんぱーい！」
「体育委員会戻れ——！そっちはコースから外れてるぞー！」
「だっ！？せんぞぉぉぉ貴様姑息な真似をォォォ！？」
「学園一忍者してる筈のお前がかかるとは、修行が足りんな文次郎！」
「ちなみに僕が作った罠でしたー。エヘッ☆」
「兵大夫がだんだん怖くなってくんだけど———！？」
「おのれ綾部喜八郎ォォォ！」
「三木先輩落ち着いてくださ」
「ターコちゃん３号でーす」
「先生会計委員会もいつの間にかいませーん！」
「保健委員会もいませーん！」
「先生ー！保健委員が皆コース脇の沼に落ちてます！」
「うわっ！くっせぇ！」
「近寄んな保健委員！」
「臭くなりたくなかったら道を開けろお前らぁぁぁぁ！！」
「あれ左近先輩なんかちょっと泣いて」
「乱太郎……しっ」
「伊作先輩、どうやったら一回でそこまで泥まみれになれるんですか」
「……けいけどんどぉ————ん！」
「うわこへいだっ！？」
「伊作せんぱぁぁぁぁぁぁいい！」
「善法寺先輩を轢いてます七松先輩———！！」
「ははは馬鹿言え滝夜叉丸！！いくら伊作でもそこまで鈍くはなかろう！！」
「いえ現実に轢いてるんですってば先輩！？」
「今物凄く飛んだな、伊作のやつ」
「しかも着地点が落とし穴だったな」
「生きてるかな」
「さあ？」